相続く不審死の原因は「呪い」…⁉
小さな村の古いしきたりによって翻弄された、2組の双子による痛くて切ない恋愛奇譚…‼
今宵は、そんな『こまどりは、夜の帳』をおすすめしちゃいます♡
\ 個人的評価‼ /
\ こんな方におすすめ‼ /
- ミステリー作品が好き♡
- 胸糞展開もどんとこい♡
- スッキリしない終わり方も逆に好き♡
事件を追っている双子と事件に関わっている双子ということで、2組の双子が登場!不可解な事件へ巻き込まれていく様子に、本気でドキドキしちゃいました‼
「呪い」やそれに関わる「儀式」が描かれていて、モブレなど胸糞なシーンもあります。そして、賛否両論になりそうなラスト…
好き嫌いは別れそうですが、キャラそれぞれの心理描写も丁寧で、個人的には物語にどっぷり浸かって大満足の読了感でした…♡
「痛くて切ない物語にしんどくなりたい♡」という時にピッタリなラブコメBL漫画です♡
『こまどりは、夜の帳』はこんな作品♡
作品名 | こまどりは、夜の帳 |
作者 | 露久ふみ |
ジャンル | ミステリー・シリアス 双子 |
発売日 | 2023年12月1日 |
価格 | 847円 |
巻数 | 上下巻完結 |
あらすじ
【上】政財界で不審死が続き、内々に捜査を命じられた警察官・紀人。双子の兄弟で民俗学者の慎仁と片阪村に向かい、そこで神職に就く美しい男・慶臣と出会うが……!?
【下】捜査のため片阪村に向かった警察官の紀人。村人に捕らえられ殺されそうになるが、慶臣と三輪を連れ村を出ることに成功する。共に過ごすうち、距離が近づいていく紀人と慶臣に……!?
引用元:コミックシーモア
『こまどりは、夜の帳』ってどんな作品?と、気になっているあなたへ!
ストーリーや見どころ、個人的な胸キュンポイントを語っていっちゃいますっ♡
※ここからはネタバレありで語っていきます!ネタバレNGの方はご注意を‼
『こまどりは、夜の帳』カップリング
『こまどりは、夜の帳』あらすじ♡
政財界で不審死が相次ぎ、警察官の紀人は秘密裏に捜査することに。不審死にはとあるカルト集団が関わっていると聞き、紀人は双子の弟で民俗学者の慎仁と片阪村へ向かいます。
ネットや文献にはほとんど情報のない、閉ざされた片阪村。二人は村の地主・慶臣を訪ねるのですが、有力な情報を得られず…村には宿がないためそのまま慶臣の家で二人はお世話になるのでした。
両親は早くに他界し、広い家に家政婦たちと住んでいると言う慶臣。しかし翌日、紀人と慎仁が歩いていると、近づくなと言われていた社の方から声が…慶臣は「他に家族はいない」と言っていたのに、そこには慶臣の弟である三輪が閉じ込められていたのです!
引用元:こまどりは、夜の帳 2話
紀人は慶臣と、慎仁は三輪と接触し、距離を縮めていくのですが…ある日、慎仁はとんでもないものを見てしまうんです!
それは…男性が三輪の目を見た途端に倒れ込み、その前では信者たちが祈りをささげるなか、慶臣が複数の男性に抱かれているというもの。
その儀式を見てしまった慎仁は蔵に捕らえられるのですが…紀人の作戦により、二人は慶臣と三輪を連れて村から脱出することに成功。
紀人は慶臣と、慎仁は三輪と暮らすことになり、片阪村で行われていた儀式の詳細が明らかになっていきます。
引用元:こまどりは、夜の帳 9話
三輪は依頼者の目を見ただけで、その人が殺したいと思っている人物を殺す能力があり、それによって発生する穢れを払うべく、慶臣は信者たちと交わう。それは代々続いていたもので、慶臣と三輪は神として崇められていたのです。
村から出て数カ月が経ち、普通の生活に馴染んでいく慶臣と三輪でしたが…ある日、慶臣を訪ねる怪しい人物が現れて…⁉
こまどりは、夜の帳/価格・847円
『こまどりは、夜の帳』の感想♡
事件の真相を追いかける紀人と慎仁×容疑者の慶臣と三輪。追う者と追われる者の二組ですが、それぞれに距離が近づいていくんです♡
初めて人間らしい生活をして、慎仁に甘える三輪の笑顔が眩しいっ!慎仁と三輪は兄弟のような関係性で終わっているのですが…
紀人と慶臣は、はっきりと恋愛関係に進展します!初めて愛のあるえっちをした慶臣の表情が切なくて…もうキュンキュンっ♡
そして!いつもは飄々としている紀人が、慶臣には激重な愛情を魅せるんです!慶臣をドロドロに甘やかして、苦しみさえ誰にも渡さないって想いに心臓ぎゅんぎゅんしちゃったよ~♡
謎の死を遂げた事件を捜査していく今作ですが…何かトリックがあって呪いのように見せているのではなく、本当に三輪の能力でガチの呪いなんです!
紀人と慶臣は無事にラブラブになったけど、償いを請け負う三輪と寄り添う慎仁に胸を締め付けられちゃう…
両手を上げてハピエン!とは言えない賛否両論になりそうなラストだったけど…そこがちろ的には切なくてグッときました‼
4人の幸せを願わずにはいられない、読んだ後も余韻に浸れる作品だったわ…!
こまどりは、夜の帳/価格・847円
最後に…♡
『こまどりは、夜の帳』についてたくさん語っていきましたが、いかがでしたか??「面白そう!読んでみたい!」と思っていただけたら嬉しいです♡
BL×オカルトということで、二つの意味でドキドキしました~!
慶臣と三輪の隠された過去や、そこにまつわる愛憎劇…全てを企んだ人物とは…⁉そして、苦しみを与え続けられていた二人が、愛を知り、人間らしさを取り戻す様子に涙…
からの、最後の紀人の激重執着愛!慶臣への愛がそうさせたのか、もしくはこれも、人を魅了する慶臣の能力なのか…?と、ゾクゾクしました♡
ラストは賛否両論になると思うけど、ちろ的にはそこがオカルト作品のリアルな感じがして具気でした‼
「私はこのシーンが好き!」「ココに胸キュンしちゃった♡」という、みなさんの推しポイントがあれば、是非コメントなどで教えてください♡
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